INTERVIEW 社員インタビュー

ハンドルを切って
アーティストの行先を
決める存在がマネージャー

#01

アーティスト マネージャー

2008年入社

マネージャーってどんな仕事ですか?

スケジュールの管理をしたり、現場に同行したり…。世間一般では、マネージャーの仕事は、付き人のようなイメージをされる方もいらっしゃるかもしれませんが、車に例えると、「ハンドル」の役割だと思っています。アーティストと相談をしながら「この先を右に行こう。その先を左に行こう。」と判断し、ハンドルを切ってアーティストの行先を決める存在がマネージャーです。私は、入社以来、ずっとバンドのマネージャーを担当してきましたが、レコード会社・イベンター・ライブスタッフなどの優秀な方たちとともに、アーティストをより輝かせられる環境を作ることが大事な仕事だと思います。

具体的には、ライブ・ツアー・リリースなど、アーティストと決めた「活動方針・内容」を元に、そのプロモーション、売りかた、発信のしかたを誰とどう話していくかも含めて考えて、アーティストを世の中により広めるための「組立」をしています。ただし、定型句のようなことだけをやっていても面白くありませんし、ユーザーにもなかなか引っかかりませんから、時には突飛な発想もしながら、いかにユーザーへ響くアイデアを出せるかがポイントです。アーティストを広めるためのセオリーやルールはありませんので、そこに「アーティストの活動にプラスになる」目的と効果が見込めれば、何をやっても自由です。それが、この仕事の面白いところだと思いますし、ふとした出逢いから良いアイデアが生まれることもありますので、色々な業界の人たちとの出逢いや繋がりを大事にすることを心掛けています。

アーティスト活動の「組立」をもう少しブレイクダウンすると・・・例えば楽曲制作に関しては、「どういう曲を作ろう」ということをメンバーやレコード会社と話し合い、方向性を共に考えています。もちろん、実際に楽曲制作する作業はアーティスト本人の仕事で、私たちにはできません。その内容に細かく口出しをするというよりは、客観的な立場から意見を述べたり、出来上がった楽曲の中でどれをどう世にだしていくかを話し合ったりしています。リリースされるCDのプロモーションプランは、レコード会社と綿密な打ち合わせを重ねて、自分もアイデアを出しながら作っています。

また、ライブ制作に関しては、「どういうライブにしようか」というコンセプトをメンバーとミーティングしながらまず決めて、セットリストも「このライブにおいて大切なことは〇〇だから、だとするとこうした方がもっといいよね」といった意見交換をしながら、チーム一丸となって創っています。アーティストの意向をきちんと聞いて、アイデアをもっともっと膨らませたり、出来ること・出来ないことや、足りないこと・付け加え過ぎていることを客観的な立場から見て、意見をまとめていくことも私の重要な役割です。また、ライブリハーサルを繰り返していく過程で、演出もマネージャーが考え、舞台監督・ステージ・照明・音響・楽器などのスタッフの方たちに、時には相談をしてアイデアを出し合い、時には意向を明確にオーダーしながら、本番へ向けて走り続けます。マネージャーって、楽器のスペシャリストだったり、照明や音響の機材を扱えるわけではありません。でも、メンバーのことを一番理解していて、そのプランを中心となって具現化していく存在であるからこそ、リーダーシップを持って人を引っ張っていく力、周りが思う存分その力を発揮できる環境を作れる力、人に信頼される力が必要なんじゃないかなって思います。

一方で、「自分にできることは何でもやる」のもマネージャーの仕事です。ライブ当日は機材車を自分で運転して、スタッフの手伝いやフォローもしながら、メンバーのケアもして、ライブに向けての打ち合わせもしたり・・・とにかくやることが沢山あるので、現場の状況を俯瞰で捉えながら、頭をフル回転させて、自分の動きを計算しています。

一見華やかに見える仕事でも、準備段階では大変なことの方が多いです。その苦労が報われるのは、やっぱりライブが終わった瞬間ですね。お客様の喜んでいる姿、やり切ったメンバーの姿を見て、「やって良かった!」と感動している自分がそこにいます。準備段階では、体力的にツラいこともありますし、「どうしてまた始めちゃったんだろう」とか思う日ももちろんあります(笑)。でも、どうしても次の成功の景色が見たくて、皆で一緒に走り出すんです。これを一度経験してしまうと、もうこの仕事はやめられないですよ。

マネージャーにとって大事なことは何ですか?

マネージャーの仕事は、アーティストとの「信頼関係」がとても大切です。私が信頼関係を築くために大切にしていることは、上辺だけの会話ではなくて、「思っていること」をきちんと伝えることです。他の人たちが「指摘せずに流してしまうこと」を、時には叱ったりしながら、きちんと伝えるようにしています。言葉にすると簡単なように聞こえますが、人と人ですから、そう簡単に信頼関係を築けることはありません。でも愛情を持って相手と向きあえば必ず通じると信じています。

そんな濃密な時間を多く共有していると、「メンバーが大事にしていること」が肌感で分かるようになって、意志疎通も家族のようにできるようになります。もちろん人だから、どうしても意見が割れることもありますが、「ゴール」と「大事にすること」さえ明確に共有できていれば、最終的には互いが納得するベストなアイデアに行き着くことができるんです。

アミューズはどんな会社ですか?

アミューズには色々なセクションがあって、専門的な分野も含めた「頭脳」が社内に揃っていることが魅力だと思います。最初に、マネージャーを『ハンドル』に例えましたが、私も時には「どう進むべきなのか」を決めあぐねることもあります。でも、それ自体は決してネガティブなことではないと思います。まだ答えを出すための要素が揃っていないということは、より良くするための「ノリシロ」が十分にあるということですから。そんな時には、社内外のスタッフに相談しながら、新たな発想やアイデアをもらって、もう一回組み立ててみる。そうすると、より良いプランが出来ていることも多いんです。

マネージャーに向いている人はどんな人だと思いますか?

マネージャーは、マジメで頑張り屋な人が多いと思います。そうでなければ、これだけ「人」のことを考えて、人生を背負う仕事は務まらないです。ただ、マジメであることは非常に大事な素質だと思う一方、あまりにも度が過ぎてしまうと枠からハミ出せないマネージャーになってしまいますので、上手く自分を切り替えたり、コントロールできる「対応力」を持った人が、この仕事に向いているんじゃないでしょうか。それを持っている人は、どんなことでも自分の気持ちをポジティブな方向に持って行くことができます。私は、そんな人と一緒に働きたいなって思います。

ある1日のスケジュール

11:00
メールチェック・返信、資料作成など
12:00
機材積み込み
(機材車にリハーサルに必要な機材を積み込む)
13:00
スタジオでライブリハーサル
(機材車をもっていきリハーサルに同席&内容を確認)
18:00
会社に戻りアーティスト定例会
(レコード会社スタッフも交えて、その時進んでいる事柄の報告&ブラッシュアップ&次に向けての計画会議)
20:00
ツアーグッズの打合せ
(グッズ担当と共に次のツアーでどんなグッズを作るかアイディアをだしあう)
21:00
再びメールチェック・返信、その日打合せで決めたことなどをメールや資料に反映。
22:00
翌日やるべきことをチェックしてから退社 ~IT会社の方と打合せを兼ねて食事会へ

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